〜2月2日に思うこと〜

〜2月2日に思うこと〜

本日、2月2日は弊社の創業記念日。 正直に言うと、日々の業務に追われる中で、私自身すっかり忘れていました。 今朝、取締役からの社内通知を見て、「あっ」と思い出した、というのが本音。

今から10年前。 当時お世話になっていた行政書士の先生が、法務局へ定款や設立書類を提出してスタートしました。

当時は、会社としての形は何もなく、 小さなアパートの一室を事務所として借り、毎日そこに通い、 一人でシステムを整え、資料を作り、ただひたすら準備をしていたことを覚えています。

 

 仕事と向き合うということ

経営をしていると、良い時も悪い時もあります。 調子が良い時ほど、好事魔多しのごとく、 「この先に何かあるんじゃないか」と不安がよぎる。 逆に、苦しい時には、 「このままいって会社は大丈夫なのか」と自分に問い続ける日々です。 一喜一憂、試行錯誤、暗中模索。 心が完全に安定していた日など、正直一度もなかった。

ただ社長の仕事の一つに【心配すること】と割り切れば心も楽になった。

それでも今振り返ると、 トータルで見れば、この10年間は本当に楽しかった。 これは間違いなく、私の実感です。

 

仕事を楽しむ人の共通点

世の中には、 「仕事はつまらないもの」 「生活のために仕方なくやるもの」 そう感じている人も多いと思います。 ですが、仕事を心から楽しみ、成果を出している人は、実はごく一部です。

私の周りの経営者や、結果を出している人たちを見ていても、共通点はとてもシンプルです。 仕事から逃げず、一生懸命に向き合っていること。 一生懸命に仕事に取り組んだ人だけが、 手に入れられる「仕事の楽しさ」がある。 私自身、20代の頃は、正直、仕事がつまらないと感じていました。 ただ、それを「環境のせい」にするのをやめ、 自分の向き合い方を変えたことで、その感覚は大きく変わりました。 今思えば、 あの時に仕事との向き合い方を変えられたことが、 人生の中で一番良かったことだと思っています。 気がつけば、 今の私の周りには、仕事に対して熱を持たない人はいなくなりました。 意識的に距離を取ったわけではなく、 自然と価値観が合わなくなっていったのだと思います。

そして人は一度楽な方へ行ってしまうと戻れないのは自分が一番わかっているから自分に対しても律してやっていく

 

 組織は人で決まる

10年間、さまざまな社員と出会い、別れも経験してきました。 その中で、はっきりと分かったことがあります。 組織は、間違いなく人で決まる。 不器用でも仕事が最初は出来なくても前向きでどんどんチャレンジしている社員はトータルでみても伸びる。

そしてそういう社員は周りの風土をよくする。当社はまだまだ発展途上の中でも10年増収増益で成長する会社を創れて来たのは能力や経験よりも人柄や姿勢をみてきたということは大きい。

もちろん、組織である以上、厳しい判断をしなければならない場面もありました。 和を乱し、周囲に悪影響を与える人については、 どれだけ成果を出していたとしても、 会社として「バスから降りていただく」決断をしてきました。 会社への不満を探し続ける人、 重箱の隅をつつくように文句を言い続ける人は、 一つ改善しても、必ず次の不満を見つけます。

そういうタイプの人間は何をしても変わらないことに気づいた。そういう社員が今は当社にはいないと自信をもって言える。

 

大多数がポジティブであれば、仲間の人も影響されて前向きになれる。ネガティブな人に囲まれるとそれも伝染する。ネガティブな空気が蔓延すれば経営は強く足を引っ張ることになる。

本当に価値のある人間関係は、 同じ目標に向かい、切磋琢磨し、 時にはぶつかりながらも、 「会社を良くしたい」という想いを共有した仲間との間に生まれるものだと感じています。

 

姿勢のルール

当社には「姿勢のルール」という考え方があります。 これは、会社としてとても大切にしている価値観です。 姿勢のルールとは、 できるか・できないかではなく、やるか・やらないか。 新入社員ができないことがあるのは当然です。 そこについては、会社として責めることはありません。 ただし、 仕事に向き合う姿勢、 約束を守る姿勢、 期限を守る姿勢ができていない場合、 そこについては厳しく指導します。 会議に遅れる、 期限を守らない、 やるべきことを後回しにする。 これらは「能力」の問題ではなく、 姿勢の問題だと考えています。 社内でできないことが、 社外でできるようになることはありません。 この10年間、 私たちは「できるかどうか」よりも 「やろうとしているかどうか」を見てきました。 そして、素直な社員ほど、 指摘を受け入れ、行動を変え、結果的に大きく成長していきます。 そうした姿を、何度も見てきました。

 

学校ではなく会社へ

当社は先述したように風土も良く仲も良い方だと思うがその一方では学校のような感覚になってしまわないようにしないといけない。

会社はあくまで成果を出す場所であり集団で正しい事業とサービスを社会に提供して顧客に喜んでいただき、そして利益を獲得し社員の給料を上げてお客様も社員もハッピーになるというあり方は変わらない。

学校感覚や部活の延長でやれるほどビジネスの競争は甘くない。大人の考え方を会社にいれて強い組織を創っていくことが大切なのです

 

 

著者

篠本 高基 【代表取締役社長】

1979年 神奈川県横須賀市生まれ。 2016年の創業以来、一貫して代表取締役として牽引 主に経営戦略と15年間での営業経験で構築した手法を社員に徹底した指導を行う。 その他、新規事業を手掛けている。 高校時代は神奈川県の強豪私立高校で甲子園を目指す。ポジションは投手。

【代表取締役社長】篠本 高基