プライドの高さは自分では気づけない
- 篠本 高基
最近夜1食。朝はプロテインとサプリ。昼はナッツとりんご。仕事のパフォーマンスあがって最高!
先日、幹部社員と食事に行ったときにプライドの話題になりました。
そういえば最近は当社も面接でプライドが高すぎる人は採用を避けていたと思いました。
プライドの正体とは何でしょう。
私が思う正しいプライドの持ち方は「自分」か「自分以外」この差が大きく影響すると思います。
自分に持つプライドは高すぎると危険です。
そして自分自身でプライドの高さは気づけない一方、周りにはよく見えるものです。
自分に対してプライドが高すぎる人は自分の弱みや悪いことを隠すために必死なので相手の指摘や苦言を聞けません。ミスや弱点を隠す傾向もあります。本来、生きていくうえで苦言、諫言を言ってくれる相手はとても貴重な存在です。
またプライドが高い人は相手には
気づかれているため周囲が気を遣い結果、距離を置かれてしまい仕事も円滑に回りません。
仕事はチームで行うもの。そうなると当然良い仕事が出来なくなります。
プライドが高すぎると「後輩や年下には言われたくない」。「なぜ俺がこんな仕事をしないといけないのか」「論破されたくない」など考え、例えば、仕事で怒られたりすると「自分のプライドが傷つけられた」と怒ります。
もう一つ、人は年齢や役職が上がると自分のプライドが高くなる罠があります。
ですから自分でかなり気をつけないとなりません。
一方でプライドの対象を自分以外にしている人は良い成果を出します
例えば自分の仕事に対してのプライドや自分の部下やチーム、自分の関わっている案件(プロジェクト)など。
そういう方は自分を犠牲にできるので素晴らしい仕事を生み出します。
「この案件のためなら自分が恥をかいてでも成功させる!」「自分はどう言われてもよいが自分のチームのことは許せない」など。
そういう人の周りには必然に人と仕事とチャンスが集まります。
先日惜しくもお亡くなりになった坂本龍一さんは自分に対してのこだわりはなく温厚な方で有名ですが、自分の作品には人一倍プライドを持ち少しの妥協も許さなかったそうです。
やはり正しいプライドを持つことがとても大切です
著者
篠本 高基 【代表取締役社長】1979年 神奈川県横須賀市生まれ。 2016年の創業以来、一貫して代表取締役として牽引 主に経営戦略と15年間での営業経験で構築した手法を社員に徹底した指導を行う。 その他、新規事業を手掛けている。 高校時代は神奈川県の強豪私立高校で甲子園を目指す。ポジションは投手。