気遣いの本質
- 篠本 高基
ダイエットの秘訣は毎日体重を測ること。そして体重でなく筋肉を増やして体脂肪を減らすこと。今年は俳優を目指す!
安部君の前回のブログの中に「姿勢は、筋力・骨格以外にも自律神経に影響する」というところは私も思い当たるところがあります。私も以前、不調で整体に行ったところ姿勢が悪く自律神経が乱れていると指摘され意識したら改善したことがありました。
気遣いの本質とは
さて今回の内容は【気遣い】について深堀していきたいと思います。
先日、所長達とのチャットの中で「気遣いや心配りは社内外でも大切だよね」。と話題になりました。
社内で気遣いできる人は外部でも自然にできるもので金字塔を出す営業社員は気遣いも素晴らしいという話になりました。
これは古今東西言えることでしょう。
気遣いができる人は仕事以外でもとても得をすると思います。
何が得するかというと特に目上の人に可愛がってもらえる。そして一目置かれることでしょう。
営業職は特に、お得意先様に評価いただくために気遣いは重要です。
サービス業は気遣い・心配りは当然出来た中で更にプラスで何を提供出来るかが勝負になります。
また、たとえ営業職でなくても人生の中で色々な人から評価されることで、人と情報とチャンスの機会が増えていくことでしょう。それは人生が豊かになるひとつの条件です。
思考停止の気遣いは逆効果
以前、私がとあるメーカーに訪問し新商品の説明を数人で受けている時、そのメーカーの営業マンが私にだけ椅子を持ってきてとても、困惑したことがありました。
私が社長だから気を遣っていただいたのはわかりますが、他の社員もいる中で仮に私だけそこに偉そうに座って聞くことは出来ない。
丁重にお断りをしましたが、逆に私が気を遣ってしまったまさに気遣いの失敗パターンです。
気遣いでも、ただ平身低頭で、言われたことだけやれば良いわけでなく、相手の立場に立って気遣いすることが大切です。
本人はどこかでそういうことを学んだと思いますが、それをそのまま思考停止したまま使っていては逆効果になります。
気遣いはタイミングや方法を間違えると相手に悪い印象を与えてしまうこともあり、その使い分けが難しいと言えます
気遣いの力の身につけ方
気遣いは一朝一夕ではできません。しかし意識をしていけば上達していきます。逆に意識をしなければ全くできません。
前回のブログにも先述しましたが、顕在意識から潜在意識に変化でき自然と身体が動くものです。
それは気遣いも同じ。
私は高校時に高校野球の厳しい上下関係の中、先輩に対し気遣いが出来なければ殴られる環境に身を置いた結果、嫌でもそういう癖がつけました。
例えば会社の上司が一人で掃除していたとしたときに「私が変わります」。「私も一緒にやります!」というだけで上司の評価はグンと上がります。
私はこういうことは「癖」であると思います。
そこに気づく人とそれを見ても何も感じないことも私は癖だと思います。何も疑わず流してきづかないのも癖。
気遣いは相手をおもいやり、意識とベクトルを相手目線で考え伝えることです。そして、その癖の違いで大きな差が出ます。気遣いとはその方をよく観察してその先に何が必要かの仮説を立てる思考が必要になってきますのでこの思考は良い癖をつけておけば様々なケースで活用できると思います。
著者
篠本 高基 【代表取締役社長】1979年 神奈川県横須賀市生まれ。 2016年の創業以来、一貫して代表取締役として牽引 主に経営戦略と15年間での営業経験で構築した手法を社員に徹底した指導を行う。 その他、新規事業を手掛けている。 高校時代は神奈川県の強豪私立高校で甲子園を目指す。ポジションは投手。