コラム
福祉用具価格改正について
福祉用具貸与のルール
の厳格化は、右肩上がりの
給付費を抑制していくための
取り組みの一環。
「不当な高値をつける悪質な事業者がいる」
といった批判を踏まえた施策で、
価格の見える化、
適正化につなげていく狙いがある。
具体策は2本柱。
1つは利用者に対する説明を
一層フェアに行ってもらうことだ。
厚労省は今回、商品ごとに貸与価格の
全国平均額を算出していく方針を決定。
実際に貸し出す際にそれを
合わせて提示することを、
福祉用具専門相談員の義務に加えた。
もう1つが貸与価格の上限額の導入だ。
「各商品の全国平均額 + 1標準偏差」に設定し、
これを上回る額での貸与は認めない
決まりとした。
貸与価格の全国平均額・上限額は、
おおむね1年に1度のペースで更新していくという。
正直なところイーライフとしては経営的には
問題はないというのが本音である。
しかしこの政府の対策は資本主義ではなく
社会主義になる。
そこが残念である。
資本主義というのは自由競争であり
企業は付加価値を高めていくものである。
イーライフとしては価格よりサービスの
質で勝負していこうと
いう方針だからである。
先週の土日も祝日だったが5件ほど
他社が対応できないサービス
を頑張らせていただいた
ばかりだ。
市場も今後は価格の厳罰化になりデフレになり
サービスの質が落ちていくというのは
統計上示しているが
イーライフとしてはそこはブレずに頑張って
いきたい。
著者
篠本 高基 【代表取締役社長】1979年 神奈川県横須賀市生まれ。 2016年の創業以来、一貫して代表取締役として牽引 主に経営戦略と15年間での営業経験で構築した手法を社員に徹底した指導を行う。 その他、新規事業を手掛けている。 高校時代は神奈川県の強豪私立高校で甲子園を目指す。ポジションは投手。