1年間頑張ることで人は大きく変われる

1年間頑張ることで人は大きく変われる
  • 【代表取締役社長】篠本 高基篠本 高基
  • 今年はダイエット成功!79キロ→72キロ。来年はモデルを目指す

2022年も終わりが近づいております。

2022年も様々なことがありましたが大きく事業が伸び発展したと言える年でした。

自分の最低限の毎年の目標でもある365日健康で風邪ひとつ引かずに仕事に集中することも出来ましたし、会社も若手の採用に成功して2023年度の新卒採用も上手くいきました。来期は若手の活躍が鍵になります。来年が楽しみで仕方ありません。また、今年はシステム課という部署を新設して数名、専門職の採用をすることで仕事の幅が広がりました。

餅屋は餅屋というように社内のインフラにとどまらず会社の7つのバリューでも掲げている「ICTの促進」に手掛けてRPAやIP電話などのデジタル化が加速できたことは大きな来期への足がかりになりました。

また。今年は営業社員で歴代の年間成績を超える社員が出ました。

人跡未踏の成果をあげた彼に賛辞を贈りたいと思います。そして1年間一緒に会社を盛り上げてくださった全社員の皆さまにもこの場をお借りしてお礼を伝えさせて頂きます。

ありがとう!

成果を出す人と出せない人の違い

成果を出す人と出せない人の違いは一体なにが違うのでしょう。

いくつかあると思いますが、圧倒的な成果を出す人の特徴に「仕事を頑張っているのではなく仕事にハマっている」ということが挙げられます。

周りから「アイツはすごい頑張っている!」と見られがちですが、本人は仕事にハマっているので、それほど頑張ってやっている!という自覚は少ないものです。

そうなったら勝ち。怖いものなし。どんな仕事でも楽しく自分のゾーンに入り仕事のプロセスや仕事を創意工夫することが楽しくなってきます。

一方では成果が安定しない人は年明けの目標では熱い目標や志を立てますが、

どこかで自分に甘くなり、立てた目標を忘れて手足が鈍くなります。

短期的ではなく長期的に継続力をもって働ける社員はそれだけで評価できます。

1年間、目の色を変えてやり続ける人は信用できる人です。成長を続ける会社にとつて必要な人財は現状に満足しない人、変化に対応できる人です。

現状に満足し変化できない人は会社の成長を妨げてしまうからです

継続力の面で見ると多くの人が3か月も持ちません。

ではなぜ継続できない人が多いのでしょうか?継続できない理由としては一つに目標設定が出来ていない。そして期限を定めていないと思います。

いつかは年収を〇〇万にしたいという目標では長続きできません。半年後にこの数字までいって給料を〇〇あげるという目標を立てないと継続できません。

当社はこのように目標を立てやすくするために、売上と給料は完全に一致して更に年に3回の昇給機会を設けている狙いがあります。

潜在意識と健在意識

人間の意識には潜在意識と健在意識があると言います。

簡単に言うと、自分で自覚できる『顕在意識』と自分では自覚していない『潜在意識』に分かれます。潜在意識は90%以上。顕在意識は意識全体の3~10%と言われています。つまり自覚できる顕在意識よりも、自覚できない潜在意識のほうが圧倒的に大きい。

しかし顕在意識は潜在意識に変化することができます。

例えばPCのキーボードを打ち込むときはPCの初心者の方は顕在意識の中でシフトのボタンやキーボードを眺めて打ち込みます。しかし慣れていくと自分で意識しないでもできるようになります。これは車の運転にも同じことが言えるそうです。

よって仕事も熱狂するくらい打ち込むことにより頑張る意識から頑張ることが当たり前になる意識に変化できる可能性があるということです。

そうなれば最強と言っても良いでしょう。私が思うには、1年間本気で実行して継続してみてそれでも変化がないなら、環境や職種を変えても良いと思います。しかし弱い人は1年も持たず自分には合ってないとか環境がどうのとか自分の逃げ道を正当化して諦めます。

 

 

私も仕事はサボり魔だった

私が会社員だった時にチームを任されていた時のこと。
ある役員から1年間、目標達成したらオマエの年収をこのくらいあげてやると言われました。そこで火がつき悪魔に魂を売ってでも達成しよう!と決意して1年後から逆算して毎月どのくらい成果をあげれば良いのかを細分化して計画しました。

仕事というのは本気になれば意外になんでも達成できるものです。スポーツの世界より能力やセンスなど問われず余程、簡単です。

結果、見事目標を達成して今までにない達成感と充実感は今でも覚えております。

いま、振り返ると達成した喜びより目標を追いかけている時が楽しく、充実していたと思います。

今まで1か月も持たなかった持続力のない自分が1年間駆け抜けて仕事に熱狂できたことは大きな自信になりました。そうなると自分の習慣や考え方に大きな変化があり、まさに頑張っているのが大変な自分から頑張ることが楽しい自分になれたと思います。

その頃から本気で仕事が楽しくなってきました。

後日談ですが、達成して欣喜雀躍していた私に結局その役員は約束を忘れておりました。

ですからこの会社では1年頑張った社員は労い称賛して評価をしてあげようと強く思っています。

しかし人生は人間万事塞翁が馬!
そのおかげで自分を変えることが出来たし、仕事に頑張ることを健在意識から潜在意識に転換できた年でもありました。

ビジネスや経営はマラソンと形容されることがあります。

結局は継続できる人が成果も出すし、評価される。1年頑張ると大きな変化が生まれて自分が大きく強くなれる。

「習慣が人を変える」という言葉もあります。
我々は自分が思っている以上に元気にバリバリ働ける時間は限られている。

どうせ仕事をしないといけない人生なら1年間、騙されたと思ってやってみてはいかがでしょうか。

 

著者

篠本 高基 【代表取締役社長】

1979年 神奈川県横須賀市生まれ。 2016年の創業以来、一貫して代表取締役として牽引 主に経営戦略と15年間での営業経験で構築した手法を社員に徹底した指導を行う。 その他、新規事業を手掛けている。 高校時代は神奈川県の強豪私立高校で甲子園を目指す。ポジションは投手。

【代表取締役社長】篠本 高基