イーライフの福祉用具専門相談員
- 安部 整
私たちE-LIFEの福祉用具専門相談員は、ご利用者様にとって最適な住環境を提供する仕事という考えを最も重視しています
単に福祉用具をお届けするのではなく、ご利用者様の根本的な問題を解決すること
今回は社内イベント〝COLLEGE⁺KING〟についてです
目次
1.COLLEGE⁺KINGとは
COLLEGE⁺KING(カレッジキング)とは、サービスの品質向上を目的とした、弊社のイベントです
具体的な内容は二つです
予選:『私がおすすめしたい福祉用具』
自身が紹介したい福祉用具を三分間で紹介する
決勝:『勉強会開催』
日頃より、福祉用具専門相談員として活動する中で伝えたい内容の勉強会を開催する
こちらの二つのテーマをロールプレイング形式で行います
~予選『私がおすすめしたい福祉用具』の様子~
~決勝『勉強会開催』の様子~
この大会は昨年2023年に初めて開催し、今回が二回目の開催となりました
この大会を開催する目的は『サービスの品質向上を目的とした社内教育』です
福祉用具専門相談員の仕事は一人ひとりの〝提案力〟がご利用者様へのサービスに直結します
ただ単に商品紹介や勉強会を行うのではなく、「どのような構成で説明をすると、相手はわかりやすいか」「端的に要点を伝えるには・・・」など、出場者はロールプレイングの構成を考えます
今大会は2023年度に新卒入社の9名が出場しました。昨年は観客席で見学していました。一年間の成長の証を見事に披露してくださいました
2.イーライフの教育
先述した通り、福祉用具専門相談員の仕事は〝担当営業ごとに提案力・対応力が変わってしまう〟という課題があります。また教育する人によって教え方が違うことで、教育される側が混乱してしまうという組織課題がありました。この課題を解決するために〝COLLEGE⁺E カレッジ〟という教育機関を設置致しました
様々なカリキュラム・マニュアルを作り、基本業務の習得、福祉用具専門知識のインプット、ロールプレイングを中心に、組織課題に対して一年間、徹底的に〝教育〟に注力しました
今現在も改善を繰り返しております。この改善に終わりが来る日はないと思います
また企業としては、福祉用具専門相談員の属人化を標準化することも大切ですし、同時に福祉用具専門相談員の仕事が個々の力量によって変わってしまう特徴にあわせて、個々の個性や強みを最大限に伸ばしていくことも〝ご利用者様に良いサービスを提供すること〟に繋がるのではないかと思います
出場者のロールプレイングは個々の個性や強みを最大限に活かしたものばかりでした
今回のテーマは『創意工夫を大切に』でした
イーライフの福祉用具専門相談員は『良いサービス』を提供することに夢中です!!
著者
安部 整 福祉用具専門相談員・スペシャリスト育成プロジェクト【COLLEGE+E】責任者・日本車椅子シーティング協会認定シーティングエンジニア1989年 東京都大田区生まれ。 前職から福祉用具営業に従事し、福祉用具の選定には人間工学や医療の知識など、様々な要素が大切と気づき、自己研鑽する。 現場対応に加えて、介護・医療・人間工学・力学なども学び、より適切な福祉用具の選定に根拠と自信を持つ。 現在はそのノウハウや知識を会社全体での育成の仕事を行いながら現場も回る。