E-LIFE
E-LIFE

会社のイベントを大成功に終えて

書いた人:篠本 高基

会社のイベントを大成功に終えて
  • 【代表取締役社長】篠本 高基篠本 高基
  • 「最近、このブログの閲覧数がホームページの会社ニュースを凌駕した。現在リニューアル中のホームページに ブログはトップページに持ってくる予定。今年もあと半分。刹那に過ぎていく。年末まで駆け抜ける!」

~強さとは続けること~

 

先日、当社のイベントのcollegeキングを開催いたしました

当イベントは若手向けのロールプレイング大会で2023年新卒の社員を中心とし各自で商品のプレゼンテーションを行い審査員だけでなく会場にお越しの方々もオーデイエンスという形で投票に参加。その点数で優勝者を決める大会。今回は9名が選手として参加しました。

 

当社は福祉用具専門相談員での高い基準を設けている為、厳しいテストや研修をしている企業と自負しております。

しかしインプットする場面は数多く作れる反面、アウトプットする研修を社内ロープレなどの環境を作っても、いまいち緊張感や臨場感が生み出せない。

よってこのようなイベントを開催しております。

当社にとって重要な人財育成の一つとしての位置付けにしているイベントです。

人の成長は環境が大きな割合を占めます。

その環境を創るのが会社の役目ですが、一方参加する社員側は憂鬱で逃げたくなるイベントですが、このイベントを経験することは大きな経験になり、

実際、終わった後は各自、嬉しさ、悔しさもそれぞれですが全員達成感があると言います。

ホテルのフロアを貸切り、各取引先を招待しケアマネジャー役のモデルまで手配してプロのカメラマンもいる大人数の中、たった1人で商品のプレゼンをするので緊張するのは当然。

しかしあくまで点数の評価はその日の相対評価の一つなので、まずはこの場に立ち

「やりきる・逃げずにやる!」ことに大きな意味があります。

おそらくこの環境で経験しておけば今後の人生でもこれ以上の環境で話をするというのはなかなかないでしょう。

 

優勝者は2名

 

私は審査員として参加しましたが今回の優勝者はなんと同率点で2名!

想定外でしたが、それだけ決勝戦は特に拮抗していた証拠。

全員、見事でしたが優勝者の2名は特に素晴らしかった!

1人目の優勝者は女性営業の鈴木さん。

彼女はプレゼンの組立てが素晴らしかったのと大きなジェスチャーが会場の審査員を評価させた点でしょう。

例えば「3つの特徴があります」と説明の中で大きく手を挙げ3つの指をPRしておりました。小さな体でも誰よりも一番の大きな存在感が皆の心を打ちました。

もともと彼女は話をする能力は高く今後も長所を仕事に活かしてほしいと思います。

もう1人は細川さん。

一番良かったのはとにかく笑顔!彼は何よりも笑顔が素晴らしい。

笑顔で話しをする。笑顔で伝える!というのは相手を癒します。

営業は笑顔が基本というのは彼が証明してくれました。

今回のプレゼンでみると内容自体の差よりも、やはり話し方や表情やジェスチャーが相手の評価の大きな割合を占めるというのも再確認できました。

これはホイラーの5法則の「セールスの極意」の中でも

「どんなに内容が良くても話す声次第。セールスマンの抑揚や表情・姿勢が重要」とあります。

常に笑顔で元気な人には仕事も人もチャンスも集まります。

一方では知識があっても頭が良くても無愛想な人は周りの空気を悪くし、人もチャンスも離れます。特に態度が悪い人は嫌われます。

いつも笑顔でいることは彼の強みでもあり素晴らしい人間性なのでそこは継続して頂きたいと感じます。

 

またこの大会に向けての本気度と準備の差が大きく出たのは間違いないでしょう。

二人とも改めておめでとうございます。

 

経営者を早めに育てる

 

最近、社内では経営勉強会というものをキックオフしております。

理由は当社は成長が早いので後継者も含め役員育成に着手する必要があると感じたからです。

また、20代~30代の若い社員が活躍できる当社のカルチャーを高めたい理由も一つ。

社長や役員になるには若ければ若い方が良い側面があり、

今後、若手でも経営を経験できる社内ベンチャーや様々な制度や姿・形の仕組みは作っていきたいと画策しています。

よってこの会社で20代での経営者や役員が早い時期に出る可能性も高いと思います。

ビジネスの最高峰である経営に興味を持ってもらいたいし、経営の仕事は決して雲の上の仕事とは思わず、興味がある人は恥ずかしがらず公言して目指してほしいと思います。

何よりも若い方がエネルギーと柔軟な考え方があります。

そもそも経営者は様々な問題や矛盾と折り合いをつけながら会社全体を前に進める仕事なのでハードです。

会社の為の決断は決定は大体、社員から理解されず、反発も生むことが数々あります。

会社を良くする為、強くする経営の決断は社員からすると窮屈や縛りや今まで以上に「楽できない環境」になり会社の意図とは相反することが多いからです。

そのため、気力・体力・胆力がないとやっていけません。

よって健康は当たり前で体力が必要なのです!またこの流れが速い世の中のトレンドに敏感なのは常に若手です。

どうしたら20代で役員になれるか?

それはまずは会社の大切な考え方や価値観やカルチャーを理解して他の社員に良い影響は与えること。

そしてシンプルに誰よりも愚直に努力するということです。

更にその努力を続けるということ。

先ほどの優勝した23卒の鈴木さんは今年の24卒の新卒研修で見事講師として抜擢され

その内容に【素直さ】と【積極性】が重要という内容を伝えました。

正にその通りです。

 

継続できる人は100人中5人?

 

仕事をしていくと最初は愚直にやるけど、どこかで飽きてきたり、素直さがなくなったり様々なことに不満を持ち自分に都合の良い言い訳を生み出しモチベーションが下がったからやる気が出ないなど言います。

そもそもモチベーションは自分で上げるものです。会社や環境が自分のモチベーションを上げてくれると期待すること自体が大きな間違い。

 

入社当時は誰でもモチベーションが上がり燃えております。やっと営業に出た時も同じ。

自分の仕事が順調なときもそう。

大切なのは最初ではなくその後や、上手くいかない時、失敗した時、叱られた時などです。

人間は悪い時や嫌な時やピンチの時こそ、その人の本性が出ると言われております。

悪い時に叱られた時に失敗した時にモチベーションが下がった時に、

自分がどうあるべきか?どう考えるか?・どう行動するかに真価とその人の将来が左右されます。

自身の狭い主観や価値観やプライドが邪魔をすると大体、人のせいにします。

そうではなく、素直に真剣に自分の何が良くなかったのか?と向き合うことが本当に大切なのです。

しかし20代でしたら思考や考え方はまだまだ変えれますが、40代でその考えが固まったら社会ではまず活躍出来ない人たちの仲間入りでしょう。

そもそも今いる会社や環境で自分の力で成果を出せない人が場所を変えても出せるはずがありません。

数字で言うと行動する人は25%さらに継続できる人は5%と統計があります。

逆に言えばシンプルに行動して続けていれば成果が出るようになるのが仕事なのです!

 

「時間をかけてでも結果で黙らせる人」が一番カッコいいというのを最近良く思う今日この頃。

 

 

share

記事を書いた人

【代表取締役社長】篠本 高基
篠本 高基 【代表取締役社長】

1979年 神奈川県横須賀市生まれ。 2016年の創業以来、一貫して代表取締役として牽引 主に経営戦略と15年間での営業経験で構築した手法を社員に徹底した指導を行う。 その他、新規事業を手掛けている。 高校時代は神奈川県の強豪私立高校で甲子園を目指す。ポジションは投手。

採用情報はこちら
採用情報はこちら