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Design

書いた人:安部 整

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  • 【福祉用具専門相談員・スペシャリスト育成プロジェクト【COLLEGE+E】責任者】安部 整安部 整
  • 私たちE-LIFEの福祉用具専門相談員は、ご利用者様にとって最適な住環境を提供する仕事という考えを最も重視しています
    単に福祉用具をお届けするのではなく、ご利用者様の根本的な問題を解決すること
    今回は〝Design〟についてです

1.デザインを味方に

機能性はもちろんのこと、デザインを重視する福祉用具が増えています

その背景にはmotivated design(モティベイテッド デザイン)という言葉があります。デザインの力によって、意欲が高まること。昨今欧州で言われるようになってきた言葉です

(ラックヘルスケア株式会社HP参照)

〝外出すること〟をデザインが後押しします。「外出しなさい、歩きなさい」とご家族様などから指摘されるよりも、イーライフではご自身が外出したいという意欲・自発的な行動を促すことを主に考え、福祉用具をご提案したいと考えます

 

2.ヒアリング

デザインの力を味方に・・福祉用具専門相談員はどのようにご提案をするのか

歩行器は歩行を安定させることができる福祉用具ですが、ご利用者様にはその先の歩行器を利用する目的があります

歩行器の選定・提案は〝ヒアリング〟が大切です

もちろん、すべての福祉用具の選定にヒアリングは重要ですが、歩行器は特に重要と感じます

歩行状態を維持・向上するための機能訓練であれば歩行姿勢や安定性を重点的に考慮します

~歩行器が歩行状態に影響する要因~

・歩行器の重量・歩行器の高さ・座面の有無・歩行器の幅・歩行器の車輪の数・歩行器の車輪の大きさ・ブレーキのかけ方(自動・抑速ブレーキ含む)などが要因となります

その上でご利用者様の外出の目的が〝買い物〟と設定される場合は買い物する際に使いやすい機能をもつ歩行器をご提案します。ご自宅での収納場所や歩行器をご利用される歩道・坂道などの環境による要因への配慮も必要です。目的によっては歩行器を利用するという〝手段〟が適切でない場合も考えられます

 

ご利用者様の身体状況・目的に適切な歩行器は外出機会の提供に繋がります

イーライフでは、ご利用者様の目的・ご要望をしっかりとヒアリングし、福祉用具専門相談員として最適な歩行器をご提案させて頂きます!

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記事を書いた人

【福祉用具専門相談員・スペシャリスト育成プロジェクト【COLLEGE+E】責任者】安部 整
安部 整 【福祉用具専門相談員・スペシャリスト育成プロジェクト【COLLEGE+E】責任者】

1989年 東京都大田区生まれ。 前職から福祉用具営業に従事し、福祉用具の選定には人間工学や医療の知識など、様々な要素が大切と気づき、自己研鑽する。 現場対応に加えて、介護・医療・人間工学・力学なども学び、より適切な福祉用具の選定に根拠と自信を持つ。 現在はそのノウハウや知識を会社全体での育成の仕事を行いながら現場も回る。

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